O脚は正式には内反膝と言います。O脚は両膝が外側に彎曲した状態で、左右の内くるぶし(足関節内果部)をそろえても、左右の膝の内側(大腿骨内果部)が接しなく、アルファベッドのOのように見えることからそう呼ばれています。
多くの方はガニ股と自覚しているようですが、実はO脚の方の殆どは膝のお皿が内側に向いている内股です。膝の間の間隔が広い程O脚の症状が強いように見えますが、O脚の症状の強さと治りにくさには違いがあります。O脚の症状が強い方でも意外と治り安い場合があります。
O脚の種類には大きく4つに分類されます。
しかし当院では、さらに細分化して7つのタイプに分類しています。
詳しくはここではお伝えする事は出来ませんが、脚の形を細分化する事で、O脚の重症度の把握、治り方の把握、施術で重視するポイントの把握が出来ます。
又、7つのタイプとは別に膝の柔軟性も3タイプあり、このタイプ&柔軟性(硬さ)の組み合わせよって難易度が変わってきます。
初診時にどのO脚タイプと柔軟性タイプに該当するか説明し、必要回数をご提示致します。個人差がありますが、平均治療回数は8回~10回とお考え下さい。
O脚で悩んでいる方の多くは、間違った姿勢・間違った立ち方・間違った歩き方をしています。
この為、O脚を放置していくとO脚が進行していくだけではなく、筋肉のバランスの乱れで他の部位に痛みが出たり、O脚には関係無い部位の見た目が変わってしまったり、生活に支障が出てしまう事もあります。
年齢が重なる事で膝のねじれは硬くなってしまう傾向があり、O脚はどんどん治りにくくなってしまいます。当院に興味を持って頂いた今が治すチャンスかもしれません。
O脚の原因は内転筋(内もも)の低下とよく耳にする方も多いかと思います。しかし長年の研究の結果、O脚の原因は内転筋の低下ではなく悪い生活習慣が原因と考えております。内転筋が低下するからO脚になるのではなくO脚だから内転筋が低下するのです。
O脚の原因には、生まれつきのもの、骨の形成不全などの病的な要因、怪我によるものがありますが、ほとんどは運動不足や姿勢不良・立ち方の癖・座り方の癖など、長年の生活習慣や悪い癖によるものです。
生活習慣によって、内転筋群や臀部筋群、大腰筋など、腰周辺や脚の筋力低下や、骨盤や股関節の歪み、膝関節の変形などが生じ、それらが複合的な要因となって引き起こされます。
O脚にならない為には、日常の歩き方、姿勢を正す事、日々の運動です。
足を組んだり、身体の片方に体重がかかる座り方、立ち方を長時間続けないようにしましょう。特に女性に多いぺちゃんこ座り(内股の様な座り方)はO脚の原因になります。
立ち方や座り方は長年の積み重ねでクセになっていることが多く、間違った立ち方や座り方や脚の使い方が正しいと思い込んでいる傾向が強いです。正しい姿勢を常に意識し、日々の運動を心掛ける事でO脚が自然に改善する可能性もありますし、O脚が改善しなくとも進行を予防することに繋がります。
O脚治療はメニューとして扱っている治療院もありますし、O脚を専門でやっている専門店もあります。やっぱり結果を出している治療院、店舗が一番ですよね。 いかがわしいお店も様々ありますので、以下の項目を参考にご自身でしっかり判断してみて下さい。